「台本は作れて収録も終わってるけど編集って何をすればいいんだろう？」
「何のソフトで編集すればいいか分からない」
ASMR作品や音声作品の制作を行っている方々であれば一度は思ったことがあると思います。
このページでは編集に必要なものについて詳しく解説していきたいと思います
1.そもそも編集って何をするもの？
収録した音声を販売してユーザに満足いただける作品にするためには編集は必須な作業です
音源のデータももらったし、作品の中で使用するSEも揃ってる。さぁ！編集するぞ！
ん？
収録した音声を編集する
さらっと流されやすい言葉ですが編集するというだけでは何をしていいのか全く分かりませんよね
編集する方によってやり方は様々ですがAMPEでは大きく分けて以下の6つの工程を通して編集を行っています
- ホワイトノイズの除去
- NG部分のカット
- リップノイズやクリップノイズ、息継ぎ、不要な音域の除去
- SE挿入
- 台詞ごとの間の調整
- 最終チェック
これらすべてのことをまとめて編集と呼んでいるということですね
2.編集に必要なソフトとは？
編集が何を指す言葉か分かったところで続いては編集に必要なソフトについてまとめていきたいと思います
音声編集に必要なソフトはたった1つ
DAWソフトウェアか音声編集ソフトのみ
それぞれどのようなものがあるか見ていきましょう
DAWソフトウェア
DAWソフトウェア(以下:DAW)は本来、PC上で音楽を作るために使用するソフトウェアです
ですが、DAWには音域の修正ツールや複数トラックの同時挿入、読み込んだファイルのカット、ノイズの除去など
音声編集にも使える多くの機能が標準もしくはカスタムで搭載できている為
DAWを使用して編集を行うことも可能です
DAWソフトの有名なものをリストでまとめます
- Cubase
- Logic Pro(Mac限定、有料)
- Melodyne
- Pro Tools
全て有料ですが複数トラック対応、イコライザ標準搭載で音域ごとの除去が可能と
ひとつあれば音声編集が可能です
また、音楽作成のソフトなので、使い方を覚えていくとSEの作成も可能です
昨今では無料のDAWでも優秀なものが多く公開されておりますがPCのウイルスのリスクや
編集で必要な機能が足りていないなど
不便を感じる部分も出てくるかもしれません
そんな便利なDAWですがどのようなメリットデメリットがあるのでしょうか
DAWを使うメリット
- 標準の機能で幅広い編集が可能
- 使い方などの情報を公開しているサイトが豊富
- SEの作成も可能
DAWを使うデメリット
- 有料DAWは購入費が高額になるものが多い
- 機能が多く、使い方を覚えるのに時間がかかる
- PCのメモリ容量が多く必要になる
音声編集ソフト
音声編集ソフトは音声編集に特化したソフトウェアです
音域の修正ツールはもちろん、ノイズの除去など読み込んだファイルのカットなど
音声編集に必要な機能が揃っています
音声編集ソフトの有名なものをリストでまとめます
- AudioDirector
- Adobe Audition
- WabePad
この他にも無料の音声編集ソフトで有名なAudacityなど
様々な音声ソフトがあります
音声に特化したソフトなので余分な機能がなく、使い方も分かりやすくなっているものが多いです
しかしDAWと同じく無料の場合はPCのウイルス感染のリスクや
対応しているトラック数が不足しているなど不便を感じる部分も出てくる可能性があります
音声編集ソフトにはどのようなメリットデメリットがあるのでしょうか
音声編集ソフトを使うメリット
- 音声編集で必要なものが揃っている
- DAWよりも安価に購入できる
- ノイズの修復機能や音声編集に特化した機能がある
音声編集ソフトを使うデメリット
- 有料でも複数トラックに対応していないソフトもある
- 使い方などの情報を公開しているサイトが限られている
- 音声編集、録音以外の機能がない
あると便利、音声修復ソフト
DAW、音声編集ソフト1つで編集可能と書きましたが世の中には一括でノイズの除去を行ってくれるソフトもあります
一括処理の機能を備えたソフトはホワイトノイズやリップノイズを一括で処理できるので
編集に必要な時間を大幅に削減することが可能です
しかしながら、調整の仕方を間違えると耳舐めや囁き声がノイズと判定され必要な部分も除去されてしまうこともあるので
使用には注意が必要です
3.まとめ
- 音声編集は収録した音声を作品として仕上げること
- DAWや音声編集ソフトがあると編集が可能
- 音声修復ソフトなど音声編集に便利なソフトは他にもある
音声編集をするソフトには長所と短所がそれぞれあるので工程によって使い分けるとよりハイクオリティの編集が可能です
ですが揃えるためには費用がかかり、使い方を覚えるためには時間がかかってしまいます
そう言った方々のためにAMPEでは音声編集のサービスをご提供しております
AMPEのサービス
AMPEではご依頼をいただいた後、お客様とヒアリングを行わせていただいたき
許容するノイズと取り除くノイズについてお客様と打ち合わせをした後に編集作業に入りますので
よりクオリティの高い編集をご提供できます
また編集に必要な時間をアウトソーシングすることでその時間を別の作品のクオリティアップのために費やすことができます
編集にお困りの方は是非一度、AMPEにお問い合わせください
